動車保険で最近よく耳にする「トリプル無制限」、いったい何が無制限なのでしょうか。
自動車事故においては、①相手の人(=対人賠償)②相手の物(対物賠償)③ご自身(自分・搭乗者)(=人身傷害)④ご自身の車(車両保険) の4つが補償の対象となります。
この中の①、②、③の補償額を無制限にすることを、「トリプル無制限」と言います。
お客様の証券を拝見すると、①と②は無制限でつけられることが多いですが、③は無制限でつけていない方も意外といらっしゃいます。
では、人身傷害補保険とは・・・
・自動車事故でご自身や搭乗中の方がケガをした場合に、治療費や働けない間の収入(休業損害)など
・万が一亡くなった場合に、治療費や葬儀代・亡くなったことにより失われる将来の収入など
が支払われます。
特に働き盛りと言われる年代の方が万が一事故に遭われて、重度後遺障害や死亡などによって働けなくなってしまった場合、その損害は計り知れないものになります。
お客様ご自身だけでなく、ご家族のための補償でもあります。
自動車保険はもちろん使う機会がない方がいいですし、実際に事故に遭わない限りはその効力を発揮することはありませんが、「起こる可能性は低いけど、損害額が大きい事故」に備えて、万全な補償を付けることをオススメします。