弊社は、全ての経営者様が事業の存続・発展のため、不測の事故や災害などに備えられるとともに万が一のリスクにしっかり対応できるよう、様々な業界特有のリスク事情を洗い出し、寄り添いながらの相談を心掛けております。いざという時に後悔せず、一刻も早く安心していただくために、積み重ねてきた経験や知識を元に、法人のお客様に役立つ保険のご提案や見直しをいたします。なお、このコンテンツでは「実際の事故事例」をもとに弊社のリスクマネジメントに向けての姿勢を明確化いたします。今回は『飲食業』について実際の事故例とリスクマネジメントおよび『飲食業さま向け保険』についてお話させていただきます。
主な事故例
提供した飲食物が原因で食中毒が発生し、被害者の治療費等を補償した。
お客さまに熱いコーヒーをこぼしてしまい、火傷を負わせてしまった。同時にクリーニング代も支払った。
手荷物置き場に置いたコートが紛失し、店の管理責任を問われた。
火災が発生し、リースしていた厨房機器が損壊してしまった。
1日の売上金を金庫に保管していたら、空き巣が真夜中侵入し、金庫がこじ開けられ現金が盗まれた。
仕入先の契約農家から、約束と違い、次年度の契約更新がされず損害が発生したとして役員が訴えられた。
パソコンがウイルスに感染し、レジのシステムにも侵入され、顧客のカード情報が流出した。
調理中にフライパンから出火。排気ダクト内の油カスに引火して建物や設備が焼失した。
局地的な豪雨で店舗が浸水してしまった。
地震により、店舗が損壊してしまった。
豪雨により店舗内が浸水により汚損。大掃除や備品の調達などを行い、その間の休業損失が発生。
従業員が調理中に誤って火傷を負い、入院した。
従業員が自動車で仕入れ中に接触事故を起こしてしまった。
想定リスク
飲食業のリスクマネジメントを考える
飲食業の場合、安心・安全な飲食を提供でき、リピート客を増やしていきたいでしょう。しかし、飲食業は現金を回転させていくことが生命線の業種でもあります。それだけに災害はもちろん、何かのリスクが発生した時に営業できないことがあると、急激に経営が悪化していく恐れがあります。飲食店の経営者は現場たたき上げの方が多い反面、従業員数や店舗数が多くなると、事業のリスクについて漏れが多い傾向にあります。弊社は飲食業者の皆様に寄り添い、特有のリスク事情と向き合いながら、トータルでリスク対策をサポートいたします。
飲食業さま向け保険
・賠償責任保険(国内PL/施設所有管理者/昇降機/受託者)
・会社役員賠償責任保険(D&O)
・火災保険
・地震拡張担保特約
・動産総合保険
・テナント総合保険
・コーポレートマネーガード保険
・店舗休業保険
・利益保険
・食中毒利益保険
・労災総合保険
・団体長期障害所得補償保険(GLTD)
・所得補償保険
・医療保険
・自動車保険
まとめ:オンリーワンの保険のカタチへ
日常業務において予測できない事故や災害は付きものです。あらかじめ予測できるリスクを洗い出し、自社に見合った保険に変えていくことが大切です。最も重要なことは保険に対する「納得感」です。そして、飲食業の中でもレストラン・喫茶店・料理店・割烹・料亭・居酒屋・バー等、様々な業種があります。また、お店は自社物件かテナントか、フランチャイズか等、様々なお店の形態があり、それに伴いリスク度合いも変わりますので、自社の業態に合わせてオンリーワンの保険のカタチを目指していきましょう。