弊社は、全ての経営者様が事業の存続・発展のため、不測の事故や災害などに備えられるとともに万が一のリスクにしっかり対応できるよう、様々な業界特有のリスク事情を洗い出し、寄り添いながらの相談を心掛けております。いざという時に後悔せず、一刻も早く安心していただくために、積み重ねてきた経験や知識を元に、法人のお客様に役立つ保険のご提案や見直しをいたします。なお、このコンテンツでは「実際の事故事例」をもとに弊社のリスクマネジメントに向けての姿勢を明確化いたします。今回は『建設業』について実際の事故例とリスクマネジメントおよび『製造業さま向け保険』についてお話させていただきます。
主な事故例
資材置き場の資材が崩れ、遊んでいた子どもがケガをした。
強風にもかかわらず溶接工事を行い、溶接火花の飛散により隣接する建物が焼失した。
工事現場に敷いていた鉄板にスリップ防止を施していなかったため、バイクがスリップし転倒・骨折した。
工事現場で使用していたパワーショベルで誤って駐車中の車を破損させた。
工事完成後に水漏れが発覚し、施主や元請業者とトラブルになった。
掘削作業中、砂利が周囲に分散し、近くの駐車車両に当たり傷つけてしまった。
レンタルしていたバックホウを誤って損壊してしまった。
パソコンがウイルス感染し、建設中の建物の図面が流出。施主から警備強化の追加費用を賠償請求された。
土場で火災が発生し、土場の一部が焼失した。
内装工事中の店舗が豪雨で浸水した。
土間コンクリートに何者かの足跡が付いており、納期に間に合わせるため、即座に修復した。
工事現場で盗難が発生し、工事用の資材が盗まれた。
高所作業中に誤って転落したため、全身を強打し、従業員が後遺障害を負った。
工事現場でブルドーザーの下敷きになり従業員が死亡した。
炎天下で作業したため、従業員が日射病にかかって入院した。
工事現場に社有車で向かう従業員が接触事故を起こしてしまった。
想定リスク
建設業のリスクマネジメントを考える
建設業の場合、無事に納期まで仕事を納められるか気になるところでしょう。しかし、突発的な災害や事故があると納期が遅れてしまうこともあり、それが焦りに繋がる可能性があります。まさにその時に事故が起こりやすいと言えます。特に建設業の場合、他業種に比べ危険度が高い業務に対して、多くの業者の皆様(施主・元請・下請・孫請・一人親方等)のご協力が必要です。現場に関わる方の人数が多ければ、不測のリスクも起こりやすいと言えます。具体的には、賠償責任事故が最も多いですが、次に多いのが労災事故です。弊社は建設業者の皆様に寄り添い、特有のリスク事情と向き合いながら、トータルでリスク対策をサポートいたします。
建設業さま向け保険
・賠償責任保険(請負業者/生産物/施設所有管理者/受託者)
・会社役員賠償責任保険(D&O)
・火災保険
・動産総合保険
・建設工事保険
・組立保険
・土木工事保険
・労災総合保険
・団体長期障害所得補償保険(GLTD)
・所得補償保険
・医療保険
・自動車保険
まとめ:オンリーワンの保険のカタチへ
日常業務において予測できない事故や災害は付きものです。あらかじめ予測できるリスクを洗い出し、自社に見合った保険に変えていくことが大切です。特に建設業の場合、多くの協力業者とともに業務を行うため、何かトラブルが合った時にその対応が難しいことも特徴のひとつです。最も重要なことは保険に対する「納得感」です。そして、建設業の中でも業種は様々あります。例えば、大工・建築・土木・とび・屋根・板金・足場・塗装・電気・管・水道・設備・鉄筋・舗装・内装・造園・解体等、業種が非常に多岐に渡ります。さらに、自社が元請なのか、下請なのか、下請負人の人数はどれぐらいか等、様々な企業の形態があり、それに伴いリスク度合いも変わりますので、自社の業態に合わせてオンリーワンの保険のカタチを目指していきましょう。