弊社は、全ての経営者様が事業の存続・発展のため、不測の事故や災害などに備えられるとともに万が一のリスクにしっかり対応できるよう、様々な業界特有のリスク事情を洗い出し、寄り添いながらの相談を心掛けております。いざという時に後悔せず、一刻も早く安心していただくために、積み重ねてきた経験や知識を元に、法人のお客様に役立つ保険のご提案や見直しをいたします。なお、このコンテンツでは「実際の事故事例」をもとに弊社のリスクマネジメントに向けての姿勢を明確化いたします。今回は『製造業』について実際の事故例とリスクマネジメントおよび『製造業さま向け保険』についてお話させていただきます。
主な事故例
- 完成品メーカーに納入した部品の欠陥で、部品の組み込まれた機械が破損してしまった。
- 完成品メーカーに納入した部品に欠陥があり、完成品に大量の不良品が発生し、販売停止となった。
- 工場構内で使用していたフォークリフトで誤って駐車中の来訪者の車を破損させた。
- 工場で爆発事故が発生し、近隣の住宅がススまみれになってしまった。
- 完成品の輸出先で事故が発生。自社が製造・納品した部品の欠陥が原因のため損害賠償請求を受けた。
- 新商品の開発を取りやめた結果、共同開発先から投資を回収できなくなったため役員が訴えられた。
- 工場の生産ラインがサイバー攻撃のためストップ。製品の納品が大幅に遅れ、取引先の業務を停止させた。
- 工場内部における火災が発生し、建物と機械、設備什器が焼失した。
- 大規模地震により工場が損壊し、建物や設備が損壊してしまった。
- 取引先への納品の際、誤って製品を破損させてしまった。
- 豪雨により工場内の機械が浸水して、製造ラインの一部が休止。機械の修理期間中の休業損失が発生。
- 工場内で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、消毒が完了するまで休業を余儀なくされた。
- 倉庫内の貨物を移動させる際、フォークリフト上の貨物が崩落し、従業員が大きなケガをした。
- 工作機械の点検中、ローラーに手を巻き込まれて、従業員が指を切断してしまった。
- 従業員がトラックで納品途中に接触事故を起こしてしまった。
想定リスク
製造業のリスクマネジメントを考える
製造業の場合、製造した製品のPL事情がまず一番気になるところでしょう。完成品が果たして問題なく市場や社会に受け入れられるか、もし一つでも問題があればリスクと向き合う必要があります。数量が多い場合はリコールも検討する必要があります。これは製品が「部品」であっても「食品」であっても考え方は同じです。
製造業においては、物が顕在化されていますので、起こり得るリスクに事前の対策を講じ、最適な保険を無駄なく手当てしていくことが必至です。弊社は製造業者の皆様に寄り添い、特有のリスク事情と向き合いながら、トータルでリスク対策をサポートいたします。
製造業さま向け保険
・賠償責任保険(国内PL/海外PL/施設所有管理者/昇降機/受託者)
・生産物修理費用担保 製造業者E&O保険
・会社役員賠償責任保険(D&O)
・火災保険
・地震拡張担保特約
・動産総合保険
・機械保険
・物流総合保険
・店舗休業保険
・利益保険
・食中毒利益保険
・リコール保険
・労災総合保険
・団体長期障害所得補償保険(GLTD)
・所得補償保険
・医療保険
・自動車保険
まとめ:オンリーワンの保険のカタチへ
日常業務において予測できない事故や災害は付きものです。あらかじめ予測できるリスクを洗い出し、自社に見合った保険に変えていくことが大切です。最も重要なことは保険に対する「納得感」です。そして、製造業の中でも業種は様々あります。例えば、自動車製造・電子機器製造・化学品製造・木材家具製造・食品製造業、等々、同じ製造業でもたくさんの業種があります。さらに自社が元請か、下請か、等、様々な企業の形態があり、それに伴いリスク度合いも変わりますので、自社の業態に合わせてオンリーワンの保険のカタチを目指していきましょう。