皆さん、こんにちは!
最近では新型コロナの新規感染者数は東京や神奈川などの首都圏を除けば、だいぶ抑えられてきていますね。
特に私たちの愛知県ではほとんど新規感染者は出ていないので安心ですが、そうは言っても今は夏、問題は今年の冬に第二波が来るかどうかですね。
来たとして治療薬がある程度承認されていればいいですが、ワクチンはまだまだ先の先。
気を緩めずにいきたいところです f(^^;)
ところで新型コロナでこういう場合は出る? という問い合わせの中で
「 お店を休んだ分の休業補償は保険で出るのか? 」
というのがあります。
これを聞かれるとなかなか聞き苦しいところがあります。

答えはNOだからです。
一般的に保険で対象になる休業補償とは、
火災・台風・水災などの災害が主となります。
ただし、食品を扱っているお店や会社などは食中毒や感染症について
特約を付ければOKとなるケースがあります。
例えば、「食中毒・感染症利益補償特約」というものが該当します。
非常に安いですので、これは付けておいた方がおススメだと私は思います。
ただし、保険の痒い(かゆい)ところと言うのか・・・
感染症でも過去に指定されているものならOKでそれ以外は×・・・何たることか(><)
実際に対象になる感染症の一例
〇 SARS、結核、エボラ、コレラ、赤痢、ジフテリア、腸チフス など
実際に対象にならない感染症の一例
× 新型コロナ、新型インフルエンザなど
上記を見れば分かるのだが、過去に終息している感染症ばかり〇なのであって、今一番欲しい肝心の新型コロナや新型インフルエンザA型もB型も×なのです。
保険会社がこれらを〇としない理由は、リスクが大き過ぎるからに他なりません。
コロナ禍では国でも県でも休業補償を躊躇うことが話題となりましたが、一保険会社は一企業であるが故に、倒産してしまう可能性が極めて大きいからです。
まとめ
まあ、話は分かるのだが・・・ こういう保険があったらいいな~と筆者は妄想しております(笑)
地震保険のように国と折半で共同で行えるような制度が開発されれば面白いんですけどね。
コロナのような有事に備えられる休業保険・・・保険料が高くてもニーズはあるかと思います。
アフターコロナの世界では是非、新しい保険が開発されることを願います。